マシュマロも来てたので
先にこの件について意見を置いておこうと思います。
140字じゃ足りないのでブログ形式です。
1/20追記:ホームレスさんの記事から引用されてたのでもう少し補足したくなりました。
全体として
・きょうまさんってプレイヤーをもともと高評価してるので肩持ち寄りの意見です
・いろいろ言ってるけど(シャドバ公式の処分以外の部分をどう受け止めるかという)大枠として「再犯可能性」を重視してます
・公式よりもどっちかというとよしもとゲーミングの処分が争点で、そこが軽いって意見があるのは当然だと思います。自分は上記の通り高評価していて再犯可能性も低いと思っていることから残ってほしいという立ち位置ですが、「降ろせ」という意見に理が無いとは思いません
という立ち位置です。追記おわり
まず公式発表系へのリンクを置いておきます。
【公認オンライン大会における助言行為について】
— Shadowverse公式アカウント (@shadowverse_jp) 2023年1月12日
1月6日に開催された「JCG Shadowverse Open」での大会規約に違反した助言行為について、関与した計12名に、約6か月間 Shadowverse関連大会への出場禁止のペナルティが課されます。
詳細については、こちらをご確認ください。https://t.co/uJWAmyZtZW
【公認オンライン大会における助言行為について】
— JCG (@JCGjp) 2023年1月12日
1月6日に開催された「JCG Shadowverse Open」での大会規約に違反した助言行為について、関与した計12名に、約6か月間Shadowverse関連大会への出場禁止のペナルティが課されます。
詳細については、こちらをご確認ください。https://t.co/qpbwbw7Faw
所属選手に関するご報告 pic.twitter.com/dh9K2Xo7fG
— よしもとゲーミング(YOSHIMOTO Gaming) (@GamingYOSHIMOTO) 2023年1月12日
ご報告とお詫びがございます。 pic.twitter.com/vgjtTBIk8W
— きょうま (@gogojade) 2023年1月12日
ざっくり言うときょうまさんを含む該当窓のメンバーが、「画面共有をしながら通話して、プレイヤー本人にもアドバイスが届く状態でJCGに(調査の結果、常習的に)出場していた」という顛末ですね。
これは上記JCGの記事内にもありますが、JCG Shadowverse Openの大会規約の「禁止事項/試合中に、対戦相手や大会運営スタッフ以外の者と、運営事務局に無断でコミュニケーションをとったり、試合の助言を受けたりすること。」に違反している訳です。
これに対するペナルティが「6か月間のShadowverse公式大会全般への出場停止」です。プロツアーも対象と書いてありますし、きょうまさんについてはRAGE準優勝で2月(だっけ?)Shadowverse Invitationalへの参加権もはく奪されていると思います。
よしもとゲーミングからはきょうまさんに対してコンプライアンスの徹底、厳重注意の措置が発表されています。
あと公式声明にある通り
>過度な誹謗中傷行為について
>本案件に関与したプレイヤーに対して、SNSを通じた過度な誹謗中傷行為を確認しております。
>今回の不正行為に対する裁定として該当選手に十分重い裁定を下しております。皆様におかれましては、該当選手などに対する過度な誹謗中傷行為はお控えくださいますよう、お願い申し上げます。
>プレイヤーの皆様は、Shadowverse運営事務局より公開されている「プレイヤーリスペクト宣言」に則り、 参加者同士、お互いへのリスペクトを持った行動・言動を心がけ、全員が気持ちよく大会にご参加いただける環境にご協力のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
とのことです。
とりあえず、結論から話すと
さにの見解
今回の事態は紛れもないルール違反なので、ルールに対して設定された然るべき罰が下されたと思います。該当者はよく反省して、再びこのような事態のないように行動してくれればと思います。
逆に外野の人に対して、公式が然るべき罰を設定したところに、それ以上の罰を勝手に加えようとする行為がみられますが、それを「私刑(リンチ)」というんじゃないでしょうか。くれぐれも行き過ぎた行動をしないようにと思います。
一方で「一度不正を働いた人を応援できない」といった意見はあって然るべきで、よしもとゲーミングの厳重注意止まりの対応を批判する声があるのはまあ仕方ないのかなと思います。声が多ければさらに重い罰への再考もあるかもしれません。それもあれば受け入れるべきです。
さて、ここからは推測交じりで書かせていただきます。
見解に至る思考
自分は「ルール違反には公式から下される罰があり、それで終わり」という立ち位置なのですが、それも
・該当者(少なくとも、きょうまさん)は「ズルをしよう」「何をやってでも大会に勝ちたい」と思って通話を行っていたのではないのでは?
・声明の範囲内では「出場者に毎ターン指示を行って、通話をしている全員で出した択をとらせている」くらいまであり得るがそこまでヤバいことはしていないのでは?
・助言によって勝率が上がっていたかも怪しいのでは?(シャドウバースは難しいので90秒でプレイヤー本人が分からないような択は通話していても意見がまとまらなさそう)
といったような、情状酌量ではないですが「明確な悪意を持ってやった訳ではないのでは?」という立ち位置だからです。(※追記:公式発表に「きわめて悪質な」とありますが、集団で繰り返し行われていてうっかりではない、行為そのもののことを指しており、ここで議論したい、「勝利のためなら何でもする」というような気持ちの面での悪辣さを持っていることは定義されていないと思います。ただ「うっかり画面共有しっぱなしにしてしまいました」って嘘ついた該当者の一部はより深く反省してほしい)
「レートで複垢を作ってトスを行った」とか「ランクマでスナイプしてトスを行った」とか、誰が見ても「ズル」であり、常習性が高く人によっては平気で再犯しそうなチート行為とはちょっと違うと思うんです。自分だってエボルヴの「竜の託宣を山上に積み込んだ」とかは二度と公式大会に出てくるなと思う。
ここから推測に至る材料なんですが、
・ローテーションでは「レートこそ本物の実力で、JCGやRAGE(特にJCGは公式での扱いより大分軽視されていると思います)での生半可な実績は軽視する」という風潮がある
・レートではそもそも画面共有が禁止されておらず、あちこちで画面共有しながらのプレイが行われている(と認識しています)。
モラル的には怪しいですがルール違反ではないです。
これらのことから、「JCGはレートや(賞金の出る)RAGEに向けてのBO3の練習場」といった態度で、ランクマッチ配信をするような軽いノリで共有が行われていたのではないか、と考えています。(繰り返しになりますが確証は無いです。ガチガチのラジコンをしていたと解釈することもできます)
特にきょうまさんはその場で勝つために進んで人のアドバイスを受けながらプレイするような人物ではないと認識しているので、(プロを継続したとしても)今後また不正を働く可能性は低いのかなと。これは今までのきょうまさんの立ち振る舞いから考えていることです。
RAGEもバリバリ共有とアドバイスを投げ合いながらやっていたりしたのが明らかになったら立ち位置が変わるかもしれません。(両方とも公式大会なので扱いを変えるのもおかしな話ですが、大衆的に何を本番と考えているか、そこでズルをしようと考えているか、という視点があると思います)
ぶっちゃけ「とにかく勝ちたい窓」って名前が可燃性を高くした話、あると思う
まとめ
・該当者は罰を受けて反省してください
・公式も言ってるけど過剰に叩くのはよくないよ
・応援できるかどうかは気持ちの問題なので、よしもとゲーミングにその措置おかしくない?と意見するのは分かる。意見が多いようならもっと重い措置になるかも
・個人的には、少なくともきょうまさんについてはその場の勝利のための行為ではないと推測しているので「永久追放しろ」とかは感じない
以上、自分の見解でした。ご意見はDMやリプライで。マシュマロで刺々しいのが来たら「匿名をいいことに言いたい放題しやがって」って捨てそうな気がします。
よしもとゲーミングもこの後話し合いを行うみたいなので、もっと重い罰を望んでいる方などは公式に意見を送って、続報を待ちましょう。