さに袋

2Pickとか。さに袋ってなんだ……(真顔)

【2Pick】「取るべきカード」と「避けるべきカード」【Shadowverse】

ニコニコからの引っ越し記事です。

 

 

ふと「2Pick初心者にひとつだけ教えて勝たせるとしたら何を教えるべきか?」という課題を考えました。

「進化権の切り方」
「フェイスorトレード」
「ケアすべきカード」

いろいろな要素が思い浮かびましたが、ひとつだけならと結論付けたのがこれ。

「取るべきカードと避けるべきカード」

シャドバの2Pickは他ゲームのリミテッド系フォーマットと比べ、「特定の強いカード」が勝ちに貢献する度合いが高く設定されており、多少プレイングが雑でもそのカードをプレイしただけで勝ってしまう、ということが割とあります。
逆に初手が3枚しかない都合上「特定の弱いカード」がゲームに与える影響も大きく、特に先攻では「弱すぎてプレイできないカード」「重いカード」「別に弱くないが今はプレイできない除去」などが複数手札に来るとまともな動きができなくなることがあります。
また1枚分の働きができない弱いカードばかりを引いてしまうと「どちらかのリソースが尽きるまで戦い、切れた方が負ける」というゲームになったときに数枚少ないリソースで戦うことになり、ゲームプランの選択肢が狭まることになります。

ということでこの記事で取り扱うのは「取るべきカードと避けるべきカード」。これを覚えてしまえば2Pick初心者でも勝ち越しは容易になるくらいだと思っています(ガバガバ)。
「取るべき」「避けるべき」のひとつ下の段階でのランク付けにはプレイヤーによっていろいろなものがありますが、この記事で挙げるカードは熟練したプレイヤーの間ではほぼ共通見解だろうというレベルのカードです。


「どのカードが該当するカードか?」という話の前に大まかにどんなカードが該当するのか?ということを定義しておきます。

★取るべきカード
・大体どんな状況で出しても盤面あるいは相手のリソース・ライフをコスト以上に持っていくカード(ただ強カード) ※「コスト詐称カード」と言い換えてもいいです(9/2追記)
・テンポが悪くないのにリソースが減らないカード(優秀なリソース)
・多少場面を選ぶが綺麗に決まると1枚で勝因になるカード(ゲームエンドカード)

★避けるべきカード
・1枚あたり相手のカード1枚or進化権1回or新しいカード1枚orコスト相当のライフと交換するのが難しいカード(低コスパカードor1コストのカード)
・刺されば、あるいはブン回ればそれなりだが使えない場面でゴミになったり使える場面が少なすぎるカード(コンボ前提カードor場面を選びすぎるカード)


また、「2Pickで勝ちたい!」という前提でいうとそもそもエルフ/ウィッチ/ドラゴンは「避けるべきリーダー」である、というのは今環境での一般的な認識です。
これらのリーダーでもある程度勝てなくはないのですが、2Pickに慣れる前に取るのは基本的には避けた方がいいでしょう。野良にはドラゴンが多いですが罠です。
この前提から、省エネのためヴァンパイア/ロイヤル/ネクロマンサー/ビショップの4リーダーについてのみ記述することとします。この4リーダーだけ取るようにしても35回中34回は問題ありません。

★取るべきカードと避けるべきカードが同時に出てきたら?
これがピックで一番難しいところであり、基本的に答えはありません。個人的には避けるべきカードを優先してゴミの少ないデッキを組む方が好きですが、無理矢理有利をもぎ取るカードも重要です。
困ったらTwitter等で有識者に聞きましょう。


ニュートラ
最初に全リーダー共通で出てくるニュートラルカードの中で取るべき/避けるべきカードをまとめておきます。

- 取るべき 避けるべき
ブロンズ/シルバー/ゴールド 覇食帝・カイザ
風の軍神・グリームニル
屈強な山岳隊長
ゴブリンプリンセス
激震のオーガ
ワイズマーマン
忌むべき悪魔の像
戦乙女の槍
鏡の世界
力比べ
魔術書の解読
アークエンジェル・レイナ
レジェンド ダークエンジェル・オリヴィエ
バハムート
ゼウス
サハクィエル
海の女王


以下、いくらかのカードの分類/レビューと注意点。

・覇食帝・カイザ(優秀なリソース)
2Pick最強クラスのリソースカード。出す際のテンポロスも軽く、これが着地するだけでリソースの削りあいで大きく有利に立つことができます。ニンジン死ね定期。

・屈強な山岳隊長(ただ強カード/ゲームエンドカード)
相手の攻撃力5以上体力3以下のフォロワーがいるときにPPをうまく使いながら出せると盤面で圧倒的優位に立つことができます。
また攻撃力5以上、あるいは体力3以下でなくても上から踏めるフォロワーがいる状況で出すと普通に強く、幅広い場面で強く使えるカードです。

・ゴブリンプリンセス(ただ強カード/優秀なリソース)
顔面を殴りきるプランで有効な横並べ、ニュートラル系効果との相性、9コスト分を分割して使えるリソース力といろいろ優秀な要素を持ち合わせています。
他はゲーム自体を1枚で終わらせうるカードばかりでインパクトは少し見劣りしますが、優秀なカードであることは間違いないでしょう。

・激震のオーガ(ただ強カード)
顔面への一押しと盤面奪取を選択できる点が優秀。進化権を振れると1枚で勝因になれます。
このカードに限らず「除去のついたフォロワー」というのは2Pickでは強いことが多いです。

・バハムート(ゲームエンドカード)
最強カードと思っている人も多いかもしれませんが、10ターン以内に決まる試合がそこそこあり、また相手のリソースが残っている場合除去1枚で返されるため最強と言うほどの強さではありません。
ただ多少雑なプレイングをしていても1枚でゲームエンドに持っていけることも多いのは確かで、弱いという評価をする人はいないでしょう。バハムートはクソ。
これに限らず、9コスト以上のカードはプレイできる機会が少なくなりそれまで手札を圧迫するため、かなり強くても控えめな評価であることは多くなります。

・ワイズマーマン(1コストのカード)
2Pickでの1コストフォロワーは、基本的に相手のカードと1:1交換するのが難しいため低評価になります。

・鏡の世界(コンボ前提カード)
エルフではむしろ積極的に取りたいくらいのカードですが、それ以外では基本2PPをドブに捨てる行為になります(1枚を捨てるよりはマシだと思っていますが)。

・魔術書の解読(場面を選びすぎるカード)
うまく撃てればまあまあな働きをすることもあるのですが、かなりコスパが悪いため盤面で相当の有利を築いていないとプレイできないことが多いです。
またそういう場面ではえてして「バニラフォロワーでもプレイしていればそのまま殴りきれる」状況であるということもあります。

アークエンジェル・レイナ(場面を選びすぎるカード)
うまくフォロワーが並んだ状況で進化権を振れれば勝因になることもあるカードですが、8ターン目に進化権・ライフを残してフォロワーを並べるのにはピック・プレイングが熟練している必要があります。最初は確実に避けるべきカードであり、また上級者でも基本取りたくはないカードです。

・魔海の女王(場面を選びすぎるカード)
同じく決まると勝因になれるカードですが、このカードも使おうと思うとピックからプレイングまでしっかり計算して動く必要があります。上級者でも単純に10コストが重く、またバハムート等で返されると確定で死ぬため、基本的には取りたくないカードです。


■ヴァンパイア
ヴァンパイアは最新弾のWLDで大量のパワーカードを手に入れました。特に金レジェ枠が真性のゴミが少なく優秀です。

- 取るべき 避けるべき
ブロンズ ひねくれ者の悪魔
豪拳の用心棒
悪魔の鍵
シルバー 緋色の剣士
バンダースナッチ
カオスシップ
(変装の牙)
黒死の仮面
貴き血牙
ゴールド/レジェンド (ベルフェゴール)
ファントムキャット
氷剣の戦鬼
デモンオフィサー・エメラダ
ソウルドミネーター
血餓の女帝
昏き底より出でる者
吸血鬼の古城
ブラッドムーン
(致命の刃)
アザゼル


・ひねくれ者の悪魔(ただ強カード)
主に3/4/3で出した場合にかなり強いカード。3/2/3守護でも優秀です。

剛拳の用心棒(ただ強カード/ゲームエンドカード)
2PickのヴァンプをTier1たらしめていた元凶。ボイスの通りゲンコツ一個でおしまいになった試合は数知れず。
コスト設定が何か間違っており出せる場面も幅広く、基本的にはプレイすればするだけ有利になれるカードです。
ヴァンプミラーはゲンコツの多い方が勝ちます。
5コストにnerfされました。それでも相当強いカードなので優先して取って問題ないでしょう。
ヴァンプは特に5コストが非常に多くなる(5コスタワー)傾向があるためそこだけ注意してください。

・バンダースナッチ(ただ強カード/ゲームエンドカード)
5コストでプレイしても割と強いですが、基本的にはエンハンスで出します。綺麗に決まると相手は死にます。
ピックが終わった際にデッキを眺めて、バンダースナッチから出てくる可能性のある6コスト以上のフォロワーは覚えておきましょう。

・カオスシップ(ただ強カード)
表にあるシルバー3枚の中ではやや弱めですが、それでもほぼ確実にコスト以上の働きをしてくれるただ強カードです。
復讐状態だとゲームエンドカードになりうるので狙えるなら狙っていきましょう。
ハンサ(・忌むべき悪魔の像・ワイズマーマン)をピックする際はこのカードで出てくると割と困るので注意しましょう。

・ベルフェゴール(優秀なリソース/ゲームエンドカード)
テンポロスせず2枚ドローできる上復讐カード投げ放題のため、ライフ管理ができれば相当強いです。慣れないうちにほいほい投げると簡単に死ぬため、最初はピック非推奨です。

・ソウルドミネーター(ただ強カード/ゲームエンドカード)
ライフを詰める力が高く、盤面に行っても比較的優秀な万能カードです。
また相手が除去できないときに投げてサイズが膨れ上がると1枚で勝因になれます。狙ってもいいと思います。

・血餓の女帝(ゲームエンドカード)
全体除去付きフォロワーは2Pickでは基本優秀。優先度のかなり高いカードです。

・昏き底より出でる者(ゲームエンドカード)
構築ほど狂ったカードではありませんが、「相手のライフを無理矢理11点まで削ってから投げる」というプランが取れるようになります(守護・回復に注意)。やることがわかりやすい故に読まれて対処されやすいため、これ以外にも勝ち筋がある場面で狙いすぎないようにしましょう。
基本的にはリスト内の他のカードほど優先度は高くないと思っています(個人差あり)。

・変装の牙(場面を選びすぎるカード)
綺麗に決まると勝因になることもありますが、意識して場に残りやすいニュートラルフォロワーを取る、持っている際にプレイングを歪めることなどができないと消費することもできずに手札で腐り続けたりするため、最初はピック非推奨です。うまく使えそうなデッキなら1枚取っていいと思います。

・貴き血牙(場面を選びすぎるカード)
綺麗に使えたときのコスパは破格なのですが、相手フォロワーが多くないと使えなかったりライフが痛かったりと扱いの難しいカードです。

・致命の刃(場面を選びすぎるカード)
普通に使うと「条件付き3コスト3点除去」となりやや弱め。
そこまで弱くはないのですが、止めていたフォロワーが強化や回復、進化で動き出したりするとにかく信用ならないカードです。使う際はいろいろな可能性を考える必要があります。

アザゼル(場面を選びすぎるカード)
うまく決まるとかなり強く、対面の印象から錯覚しがちですが、これがあることを意識して(重め、カウンター寄りなどの)ピックしていないと「効果がデメリットになるため出せない」というシーンが頻発するカード。
比較的強く動けそうなデッキでも取りたくはないです。


■ロイヤル
ロイヤルはシルバー以降のカードが非常に優秀です。ブロンズには使いづらいカードが多いので少しピックが難しいかもしれません。

- 取るべき 避けるべき
ブロンズ アドバンスブレーダー 大掃除
疾風怒濤
武装強化
(プリンセスキス)
円卓の騎士・トリスタン
シルバー 若き鬼狩人・モモ
ヴィオヴァンガード・ジェノ
ルミナスメイジ
蒼穹の提督・モニカ
ルミナス騎士団の旗印
ゴールド/レジェンド トランプナイト招集
ヴィオンセイバー・アルベール
銀嶺の秘剣士
ファングスレイヤー
古の英雄
天空城
盗賊の極意
援護射撃


・アドバンスブレーダー(優秀なリソース)
これ1枚出すだけで大体相手のリソースが先に切れます。たまに連鎖的に兎耳の従者を呼んできて無限リソースになったりもします。
今環境は割とテンポゲーのきらいがあり全盛期ほど強くはないですがそれでもロイヤルのブロンズでは最強クラス。

・若き鬼狩人・モモ(ゲームエンドカード)
やや異色の一枚ですが、大型を取る際に異様にコスパが良かったり4ターン目に踏めないケースがあったりと結果的にこれがゲームを決めるケースがいくらかあります。
最低限2点火力or3/2/2にできるため場面を選びすぎないのが評価を上げています。

・レヴィオヴァンガード・ジェノ(ただ強カード/ゲームエンドカード)
先攻4Tで3コスを上から踏めるとゲームが終わります。
エンハンスもありそれ以外のシーンでも基本的に強いカード。突進つよい。

・レヴィオンセイバー・アルベール(ただ強カード/ゲームエンドカード)
最優先で取っている人も多いかもしれませんが、個人的には他に並んでいるカードすべてを上回るほどではないと思います。
ロイヤルは特に潜伏や疾走で手札からライフ引き算がしやすく、アルベールを握って攻めているときの安心感はかなり強いためなんだかんだ強いカードではあります。盤面に行く場合は他の強い金レジェの方がいいと思います。

・大掃除(場面を選びすぎるカード/1コストのカード)
手札が軽く入れ替わっていくため基本PPが余っても出してはいけません。というか取ってはいけません。
一応手札が尽きるときに出すと2ドローカードに化けるため、引いてしまったらそういう出し方をしましょう。

武装強化・プリンセスキス(低コスパカード・場面を選びすぎるカード)
似ているように見えて違う理由で入っています。
プリンセスキスはとりあえず強化が乗れば強いため、決めやすそうなデッキなら1枚は取ってもいいと思います。最初からほいほい取ってしまうのは非推奨。
武装強化は3コスト以上の働きをすることが少ないくせに弱い場面がやたら多い、という感じです。

・他アミュレット各種(コンボ前提カード)
基本的に引きが噛み合わないと使えないご都合カードです。稀にブン回ります。
旗印・援護射撃はルミナスメイジと相性がいいです。ルミナスメイジがぶっ壊れているだけですが……
デッキによっては盗賊の極意はギリギリ取ってもいいラインだと思います。カエルより後に出しましょう。


■ネクロ
ブロンズとシルバーにゲームエンド級のパワーカードが複数存在します。

- 取るべき 避けるべき
ブロンズ ゾンビパーティ
怨嗟の声
死月の使徒
幽霊屋敷
シルバー 悪夢の処刑人
冥守の戦士・カムラ
死霊の手
セイレーンの涙
ゴールド/レジェンド バロール
不死の大王
蝿の王
(魔将軍・ヘクター)
シャドウリーパー
死霊の宴
死神の手帳
ネフティス


・ゾンビパーティ(ただ強カード)
コスパがいいカード」「軽量除去」「エンハンス」「除去をしながら出てくるフォロワー」「1枚で横に並ぶフォロワー」と2Pickにおいて強い要素をこれでもかと詰め込んだ、2Pickのブロンズカードにおいて最強を争う一枚。
2コス・7コスどちらで使ってもコスパがよくテンポ面での問題はないのですが、基本的には7コスで使うと流れを大きく持っていけるためエンハンスでの使用を狙う形になります。
表を見ると分かりますが7コストのカードがずらっと並んでいます。これ以外の7コスを取りすぎるとこれを2コスで使う羽目になるので注意。

・怨嗟の声(ゲームエンドカード)
エンハンス前はむしろ弱いカードであり最後の一押し・どうしても除去したいとき以外あまり使わないのですが、8コスで使った際に1:2交換が確約されており、相手のリソースをごっそり持っていけるカード。
実質的に8コスの重いカードなので2枚目以降のピックは慎重に。

・悪夢の処刑人(ただ強カード)
強いのですが、素で出して3点の除去をもらった際にテンポが悪いカードになるため、基本的には交戦時効果の発動が確約される進化で出したいカードです。

・冥守の戦士・カムラ(ただ強カード)
これが強いことは知られているかと思いますが、相手の場が更地や1/1だけのときにはPP効率がよくても出さない方が強い場合が多いです。そこだけ注意してゲームを破壊していきましょう。

・不死の大王(ただ強カード)
 デザインができた後に検算してほしかった……
 
・魔将軍・ヘクター(ただ強カード→ゲームエンドカード)
基本どんな状況で出してもアホみたいに強いカードでしたが、nerfにより表に入るほど強いかは若干怪しくなりました(まだ試してません)。
横に並べた後4~8点ほど出して強引にフィニッシュする使い方は健在。ネクロマンス8が2Pickでは貯めづらいこともありゾンビを出して盤面を吹き飛ばす使い方は難しくなりました。

・死月の使徒/幽霊屋敷/死霊の手(1コストのカード)
基本的には取りたくないカードですが他のクラスの1コスカードほど酷くなく、それぞれ一応強いシーンがあります。
死月はネクロアサシンやデーモンイーター・骨の貴公子の種に、幽霊屋敷はボーンキマイラ・骨の貴公子・ゾンビパーティなどと一緒に使いましょう。
死霊の手はネクロマンスが余っているシーンでは一気に化けます。1点出すだけの使い方は相手依存で弱いです(噛み合うとたまに強いですが)。

・シャドウリーパー(場面を選びすぎるカード)
構築ではよく見かけるカードでしたが、nerf前も2Pickでは割と使いにくいカードであり、デッキとの噛み合いを要求するカードでした。
3コストになり、うまくボーンキマイラ等が取れていないとコスト相当のパフォーマンスを発揮するのが相当難しくなっているので最初は避けるべきカードと認識していいでしょう。

他は全部コンボ前提カード。


■ビショップ
ブロンズがかなり優秀。アミュレットが弾けるターンの都合上4~7ターン目あたりだけが異常に強くなる中盤の鬼(一応長期戦の方向性もありますが)。

- 取るべき 避けるべき
ブロンズ 詠唱:神鉄の翼
鳥飼いの使徒
熟達の調教師
オクトパスビショップ
マスターレディセージ
祈りの燭台
シルバー 詠唱:獣姫の呼び声
三月ウサギのお茶会
エンシェントレオスピリット
ペガサスの結晶像
詠唱:禁じられた儀式
ゴールド/レジェンド 神魔裁判所
ダークジャンヌ
苦罰の審判者
ヘヴンリーイージス
アリスの冒険
エイラの祈祷
狂信の偶像
封じられし熾天使


・詠唱:神鉄の翼/詠唱・獣姫の呼び声(ただ強カード)
フォロワーが出てくる2コスアミュレットは基本強いです。獣姫はバグ。

・鳥飼いの使徒・熟達の調教師(ただ強カード)
アミュレットを出しながら出てくるフォロワーは基本強いです。
というかこいつらはコスト計算がおかしいです。

・オクトパスビショップ(ゲームエンドカード)
基本的に進化を切りたいカード。特に後攻4ターン目に決めるとたまにこれだけで勝てます。
ビショップはかなり進化効果持ちを多く持っているので取りすぎないように注意。

・ダークジャンヌ(ゲームエンドカード)
単純に全体除去つき高コスパフォロワーであったり、ヘクターばりのフィニッシュカードになったりと多面で活躍できるカードです。
手札にあるときは横展開しすぎないように。

・ヘヴンリーイージス(ゲームエンドカード)
これ1枚で決まるため最強の認識も割とあるかと思いますが、9ターン目に進化権を残したり、出した後に除去カードを持っていることを要求してくるため実はそこまで強くありません。
強いか弱いかでいえば強いカードなのですが、盲目的になりすぎないように。
ピックする際は除去・すぐ盤面に干渉できるカードを多めに取りたいところです。

・詠唱:禁じられた儀式(場面を選びすぎるカード)
すぐ解凍できる場合はいいのですが、素で出すと相手依存なうえに何かしら有効なカードを持ち出されるとテンポのかなり悪い行動になってしまいます。
後攻3ターン目に出せると有効なことが多いかもしれません。

・封じられし熾天使(コンボ前提カード/場面を選びすぎるカード)
2Pickではカウント加速カードを詰め込むことができず、基本的に8PPを捨てた後に3ターン耐えきる必要があります。
「8PP捨てても勝てるような盤面ならインフェルノドラゴンでも勝てる」というのが通説であり、カウント加速無しに勝ち筋としてピックできるカードではありません(そしてこのカードがもたらせるのは勝ち筋のみ)。
最初からこっちのリソースを枯らすことしか考えていない相手にはたまに勝てます。



ということで「取るべきカード」「避けるべきカード」を紹介しました。全カード紹介したいところを省いたのですがそれでも長かったかもしれません……
みなさんも格上との試合をゲンコツ一個でおしまいにしていきましょう。よい2Pickライフを。